海外のレンタルサーバーを使用する場合は、日本のレンタルサーバーと異なりサーバー設置場所の距離的な問題によりどうしてもアクセス速度が落ちてしまいます。
速度改善する方法はいくつかありますが、今回は最も簡単に導入できるWordPressのプラグイン『WP Super Cache』を開設します。
WP Super Cacheとは?
簡単に言うとキャッシュをフル活用して、アクセススピードを早くするプラグインです。
通常は、閲覧者からサイトにアクセスがあるとサイトが立ち上がっているサーバーはHTMLを生成した後、閲覧者にレスポンスを返します。このHTMLの生成がアクセス速度を遅くしている要因の1つとなっています。
そこで、閲覧者からサイトにアクセスがある度にHTMLを生成するのではなくサイトに変更がなかったら以前生成したHTMLをキャッシュとして保持しておき、閲覧者にそれをレスポンスするようにするのです。そうすることでHTML生成時間が短縮できるという仕組みです。
WP Super Cacheの導入方法
WP Super Cacheの導入方法ですが、プラグインをインストールするだけなので非常に簡単です。
簡単というよりインストールの必要すらありません。実は、HostGatorのQuickInstallを使ってWordPressをインストールするとデフォルトでWP Super Cacheのプラグインも入れられるのです。
WordPressのプラグインを見て頂けると既に入っていることがわかると思います。
WP Super Cacheの設定方法
WP Super Cacheはデフォルトで入っていますが、一部設定を変更しておいた方がいい点があります。
WP Super Cacheの設定ボタンを押すと、『詳細』タブを選択して下さい。次に下図のように「推奨」となっているものは全てチェックをします。後はデフォルトのままにしておきます。
設定が完了したら「ステータスを更新」ボタンを押して反映させます。
次にキャッシュ保持時間の設定を行います。デフォルトは1800秒を設定されていますが、これを3600秒に変更します。変更したら『有効時間を変更』ボタンを押して反映させます。以上でWP Super Cacheの設定は完了です。