あまり気にしていない人の方が多いかもしれないが、利用している多くのレンタルサーバーにインストールされているオペレーティングシステムはLinuxである。
なぜ、Linuxが多いかというとやはりなんといってもWebサーバー系の機能やアプリが充実している点が大きいと思われます。また、Windowsともなるとライセンル料金等も発生するのでコスト面的にもLinuxが有利なのは間違いないです。
普段我々がWebサイトを立ち上げる際は、単にFTPでファイルをアップロードしたりする程度で直接オペレーティングシステムの種類を意識する機会はない。しかし、マニアックなWebサイト管理者はWindowsで作成したアプリケーションやAPIなどの機能を使ってサイトを立ち上げようとする人もいます。
そういった人にはWindows版のレンタルサーバーが必要になる場合がある。HostGatorにはこのWindows版の共有レンタルサーバーも用意されています。インストールされているオペレーティングシステムは、次の通りです。
Linux版は、CentOS5
Windows版は、Windows2008R2
ただ、HostGator側も特にWindowsである必要がなければLinux版を使用する方を推奨しています。申し込みも表向きには大々的には前に押し出しておらず分かりにくくなっています。
どこから申し込むかだけ案内しておくと、HostGatorの公式TOPにアクセスした後、サイト最下部に[Windows Hosting]というリンクがあるのでそこから申し込むことはできます。
Windows版とLinux版の違い
Windows版とLinux版で異なる点は、「動作するアプリや機能」以外にもいくつかの差があります。
まずコントロールパネルです。コントロールパネルはWindows版とLinux版では異なってきます。コントロールパネルには大きく分けて3種類あります。通常は、cPanelを使用するのですがWindows版はPleskを使用しています。
・cPanel
Linuxベースの共有ホスティング、リセラー、VPS、専用サーバーのプランで使用可能
・WHM(ウェブホストマネージャ)
Linuxリセラー、VPS、Linux専用サーバーのプランで使用可能
・Plesk
Windowsベースの共有ホスティング、専用サーバーで使用可能
さらにもう1点大きな違いがあります。
これは、どちらかというと使用者の多いLinux版を使用している人の方が気をつけなければならないのですが、Linux版の方は大文字と小文字を別物として区別します。よって、ファイルパスやファイル名などで大文字と小文字を逆にするとアクセスできないといった問題が発生するので気をつけましょう。
あと、サーバーのセキュリティでLinuxの方が安全と思っている人の方が多いように思いますが、現状ではさほど変わらないと思います。一昔前までは確かに一般的にシェアの高いWindowsがクラッカーのターゲットにされていましたが、最近はOS自体のセキュリティも強化されているし、セキュリティソフト自体も優れている。それほど気にする必要はないと思う。
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