PageSpeed InsightsというGoogleの開発ツールがあります。このツールは一般にも公開されており、ウェブサイトのパフォーマンスを測定することができます。
更に問題がある場合は改善の提案までしてくれるので、皆さんも一度自分のウェブサイトの計測をしてみてください。
検証用サイト
HostGatorは、ハイスペックなサーバーを利用されているのですが、サーバー本体がアメリカにありどうしても物理的な距離の問題でアクセス速度が、日本のレンタルサーバーと比較して落ちる場合があります。
しかし、この物理的な距離の問題以外にもサイトの構成の問題で落ちる部分も多いので、そういった点をPageSpeed Insightsで測定し改善していきたいと思います。
そして、検証用サイトとしてアダルトサイトを一つ立ち上げました。
デザインセンスが全く無いサイトですが、検証用なので特に気にしないでください。
HostGator利用者の多くは、アダルトサイトを運営されているので少しでも参考になるように動画を大量に使用するアダルトサイトを検証用として用意しました。
PageSpeed Insightsで測定してみる
まずは、サイトに一切記事入れしていない状況での測定を行っておきます(本記事作成時点)。
今後、アクセス速度改善や記事入れすることによって状況がどのように変化していくかウォッチしていきたいと思います。下記がそのPageSpeed Insightsで測定した結果です。
※図は、クリックすると拡大できます。
■デスクトップPC
72ポイント
■モバイル
85ポイント
まだ、全然記事入れしていないのに既に色々指摘されていますね。
パフォーマンスポイントは、85ポイント以上でアクセス速度が速いと言われているので、PCでアクセスする分には満たせています。スマホでアクセスする場合は、75ポイントでやや低め。
しかし、個人的には海外レンタルサーバーで60ポイントを超えていたらそこそこ優秀だと思います。
PageSpeed Insights指摘の改善提案
測定した結果、次のような提案をPageSpeed Insightsからされています。
- ブラウザのキャッシュを活用する
- サーバーの応答時間を短縮する
- CSS を縮小する
- 画像を最適化する
- スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしている JavaScript/CSS を排除する
提案には、「修正が必要」と「修正を考慮」の2通りに分かれます。
「修正が必要」で提案されている内容を改善すれば、大きくパフォーマンスが改善される可能性があり、「修正を考慮」で提案されている内容はできれば改善した方がいいといった基準です。
「修正が必要」で指摘されている改善提案はできる限り解消しましょう。